こんな性格の人が交通事故の加害者になりやすい

自動車の運転には人の性格がよく表れるといわれています。ということは、交通事故も性格によって決まってくるのではないでしょうか。つまりこんな性格の人は事故を滅多に起こさないが、逆にこんな性格の人は事故を起こす確率が高い、というように性格によって交通事故を起こす確率は異なってくるのではないでしょうか。確かにそうしたことはあるに違いありません。

なぜなら、何十年も無事故を続けるドライバーがいる反面、懲りることなく、何度も交通事故を繰り返す人がいるからです。

また国によっても交通事故の確率は大きく異なっています。例えば日本と韓国を比べてみますと、交通事故率は韓国の方は大きく上回っています。断定はできませんが、これも国民性のせいなのでしょうか。ではどんな性格の人が事故を起こしやすいのでしょうか

交通事故を起こしやすいのはこんなタイプの人

一般的に交通事故を起こしやすいのは次のような性格の人だといわれています。
<ハッタリ性癖のある人>自己顕示欲が強く、何ごとに関しても、オレが、ワタシがと言って、しゃしゃり出るタイプの人です。こういう人は他の車に追い抜かれたりすると、必死になって抜き返そうとします。
<ヒステリー性格>感情の起伏が激しく、少しの渋滞でもクラクションを鳴らしたりして攻撃的な態度を表します。
<神経症的な性格>嫉妬深く競争心だけが強くて思いやりがないため、自分勝手な運転をします。
<せっかちな性格>頭の回転と行動は速いものの慎重さに欠け、車の扱いが乱暴だったり、信号の変わり目での飛び出しが早くなったりする。こうした4つのタイプの性格を持つ人が事故を起こしやすいと言えますが、中にはこれらの点を複数備えている人もいますから、そうした人の場合は、事故を起こす確率が極めて高くなります。

どうですか、あなたにはこうした性格はありませんか?。もしあるとしたら、早いうちに直して下さい。

高齢者による交通事故が激増している

急激に進展しているわが国の高齢化社会を象徴するかのように、このところ高齢者による交通事故が急増しているようです。それは数字にもはっきり表れています。例えば高齢化比率が比較的高い徳島県を例にとりますと、2013年度中に起きた人身事故4,800件のうち、高齢者が関わったものが実に1,762件もあり全体の3分の1以上を占めているのです。

交通事故全体はこのところ減少傾向にあるのですが、高齢者の関わる交通事故は逆に増加しているのです。

データによりますと、人身事故の件数は2004年の6,774件から次第に減少を続けているのですが、こと高齢者の事故に関しては著しく増加しており、徳島県での人身事故全体の3割以上にも達しているのです。

出典:交通事故専門弁護士やまケン

高齢者の車の事故で多いのはアクセルとブレーキの踏み違え

これは実に驚くべきことですが、車の運転中にアクセルとブレーキを踏み間違えて起る事故が年間約7,000件も発生しているのです。このところ交通事故全体は減少傾向にあるのですが、このアクセルとブレーキを踏み違えて起る自動車事故だけは毎年増え続けているのです。いったいこれはなぜなのでしょうか。ズバリ高齢運転者が増えているからなのです。

わが国はいま高齢化社会の真っ只中にあり、実に人口の25%以上の3000万人以上が65歳を越えた高齢者で占めているのです。高齢者人口が多いということは、高齢者ドライバーが多いということになります。行動が次第に鈍くなるのが高齢者の常であることを考えれば、反射神経が悪くなるのは自明の理ですから、アクセルとブレーキを踏み違えるのは不思議なことではありません。高齢者の自動車運転は、いま交通事故の元凶とも言えるのではないでしょうか。

全国で自賠責保険はどれほど支払われているのか?

自賠責保険の補償金がもっともよく支払われたのは交通事故の件数がピークを記録した1990年代ではないでしょうか。自賠責には自賠責保険のほかに農協や消費者生活協同組合などによる自賠責共済がありますが、内容については両者ともほぼ同じです。ではこの自賠責による補償金が比較的多かったと思われる1992年と2004年度の支払件数と支払額を見てみましょう。<1992年>死亡⇒1万2,313件、傷害⇒95万4,837件、後遺障害⇒3万9,328件、合計⇒100万6,478件、総支払額⇒8,565億円。<2004年>死亡⇒7,986件、傷害⇒119万626件、後遺障害⇒6万2,190件、合計⇒126万802件、総支払額⇒9,351億円。このように最も支払額が多かった2年間を比べても増加率はは9.2%でそれほど大きくはありません。

自賠責は必ずしも限度額が支払われるわけではない

では交通事故補償金における1件あたりの自賠責による補償金の支払額はいくらぐらいになっているのでしょうか。これについては2000年代に入ってからはあまり大きな変動はないようです。仮に2004年度を見てみますと、死亡に対しては平均支払額が2,283万2,000円、傷害が同39万9,000円、後遺障害が同432万2,000円になっています。これらいずれの支払額を見ても、死亡と後遺障害の限度額3,000万円、障害の限度額120万円を大きく下回っています。

加害者に過失が全くないと自賠責保険は支払われない

自賠責保険がいかに被害者の救済をいちばんの目的にしているとは言え、すべての交通事故被害者に対して支払われるものではなく、中には損害賠償金が一銭も支払われないケースもあります。それがどのような場合なのかを以下で見ていきましょう。

加害者に責任がない場合

交通事故の加害者でも次の条件について証明できる場合は加害者に責任はなく自賠責保険は支払われません。
① 自動車を運行させている者および運転者が、注意を怠らずに運行にあたっていた場合。
② 被害者または運転者以外の第三者に故意や過失があった場合。
③ 自動車に構造上の欠陥や機能の障害がなかった場合。
これらに当てはまる例として次のような事故があります。
(1)止まっている自動車にぶつかって死傷した場合。
(2)信号を無視して青信号で交差点に入った車輌と衝突して死傷した場合。
(3)センターラインをオーバーし、対向車線を走っていた車輌と衝突して死傷した場合。

自損事故の場合

損事故上のケース以外でも、自分が事故を起こして死傷したような、いわゆる自損事故に対しても自賠責保険は支払われません。例えば自分から電柱に衝突したような場合です。ただし、自損事故でも同乗していた第三者が死傷した場合は、その人に対する賠償はあります。例えば駐車場に駐車中の車輌に遊んでいた子どもがぶつかって死傷した場合は自賠償は支払われません。また、被害者所有の車輌を、その友人が運転していて事故を起こした場合に同乗していた所有者が死傷しても自賠責保険は支払われません。なぜなら被害者が所有する車による事故だからです。

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